毎日一つ一つ大事に、おひな様を制作していますが、喜んでいただけてうれしく思います。
今日は、鍾馗様のケース入りの紹介です。
5月節句の贈り物にお勧めです。
鍾馗さまは、唐の玄宗皇帝が病に臥している時、夢のなかに出現して、悪鬼を退治してくれた豪傑です。人形でもこわい顔をしている程良いと云われます(現在はかわいい顔がほとんどです)、魔除け・厄除けといった端午の節句の本来の意味からも昭和30年代頃までは、武者人形を代表する存在でした。
外飾りとして現在でも、鍾馗旗をお子様にプレゼントされます。
本品は、粟生人形の作で、いかにも悪鬼を退治してくれそうな、怖い顔の勇ましい姿をしています。
鍾馗様 でコロナ退散のねがいを込めて、魔除け、厄除け!
黒紗の衣装を2重に着せた鍾馗様
赤毛の鍾馗様
昔は、5月節句に外飾りとして玄関や庭に鍾馗旗を魔除け、厄除け!として立てました。
現在でも屋根の瓦に立っている事もあります。