こんにちは、粟生人形です!
愛知県岡崎市の藤川宿内に店舗工房を構える節句人形専門店です。
粟生人形では、節句人形に関すること、なんでも対応いたします。
おひなさま・5月人形(鎧・兜)の事、選び方は是非ご相談ください。
今日は男の子、初節句準備をお考えの方へ、
節句飾りの色々を紹介する第2回目となります。
写真の甲冑は加藤清正です
~飾り方その2~ 近年出来た鎧飾りの1例です。
(前回の、その1と大きさが同じ鎧の小スペース飾り)
写真は全身のある鎧飾りとなります。
鎧(顔・手・足が有るタイプ)
※写真の鎧は加藤清正となります。
屏風(金沢箔・二面タイプ)
弓太刀(通常は付きます)
※近年出来た飾り方です。(その1との比較)
同じ大きさの鎧でも、飾り台の間口が少なくなり
屏風が2面となった事で、鎧を覆う程高くなりました。
そして飾るスペース(設置面積)が大幅に少なくなりました。
※陣屋提灯を付属する場合は飾り台には載せません。
飾り台の下に置きます。
烏帽子の兜は数多く存在しますが、とりわけこの兜は第一に挙げられる名兜であります。
写真の兜は加藤清正の長烏帽子形兜となります。
実物は徳川美術館蔵であります。
清正の代名詞とも言える長烏帽子の兜。
清正の自筆とも云われる、円形の前立てを模写し
節句飾りに相応しく表現した逸品です。
※実物の写真は学習研究社発行の「決定版」図説・戦国甲冑集など他書籍に載っています。